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弧恋36

"弧恋"前回まではこちら!!!
冬至玲瓏のアメブロ

 
※BL小説です。苦手な人はご注意下さい。
15禁です。年齢に満たない方、苦手な方はご遠慮ください。 
 
 
◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇
 


「竹部〜俺ちょっと律哉(りつや)達の部屋に行ってくるわ!」
「お〜行ってらー」

夕食を食べ終え、あとは各自自由時間が与えられた
就寝まではまだ時間があるので、松尾は他のやつらの部屋へと遊びに行った

“俺も田原と涼の部屋行くか…”

と、思ったのだが、俺は布団の上をはって自分のバッグを開けた
取り出したのは2枚の写真
そこに写ってるのは、文化祭の時に田原と撮ったものだった

「………」

耳を澄まして部屋の外を確認する

“大丈夫そうだな…”

誰も居ないのを確認し、部屋の明かりを小さくした
薄暗い中スウェットの中に手を忍ばせる

「……っ」

“田原…”

田原の写真を見ながら自分の雄に触れる
すぐ隣の部屋に本人が居るのにオカズにするのは、少し後ろめたかったが、それと同時に興奮した

「…た、はら…っ」

もう少しで果てる
そう思った時、後ろから声がした

「竹部?」

ビクッと体を震わせゆっくりと背後を見ると、そこには田原が立っていた

「…田原」
「竹部どうした!?どこか体調でも…」

田原が必死に俺の傍にきて聞く

「…いや…違っ……」

急いで写真を隠そうと思ったのだが、慌てた田原が俺にぶつかった拍子で写真が畳を滑った

「あ…!」

急いで拾おうと試みたが、俺よりも先に田原が写真を手にした

「…なんだよ、コレ」

眉間にシワを寄せ、怪訝な顔つきで写真に目を通す田原を、俺は心臓を騒がせながら、ただ見ることしか出来なかった
田原の視線は俺の顔へと向けられ、徐々に俺の下半身へと下りる

「…あ、田原コレは…」
「触るなヘンタイ!!…竹部のバカッ!!」

田原は大声で怒鳴り、俺の胸に写真を押し付けると、どたどたと部屋を出ていった

「…うわー…やっちまった…」

暗がりでよく分からなかったが、今回は完全に怒らせてしまったに違いない
ひとりその場に残された俺は、羞恥よりも後悔の方が大きかった

「……っ!」

俺は急いでスウェットを上げ、部屋を飛び出した

「田原!」

隣の部屋に駆け込んで田原の名を呼ぶ

「誠人どうかしたか?」

明かりのついた部屋には涼が居た

「田原は!?」

もしかしたら田原は部屋には戻らず、他の所へ行ったのかと思った俺は、涼に聞いた
すると涼は無言で隣に敷いてある布団に向かって、親指でクイッと指差した
よく見ると隣の布団はこんもりと山になっていた
どうやら田原は布団の中に潜ってしまったようだ

「田原呼んでくれない?」
「ん、ちょっと待ってて」

涼はそう言うと田原の布団の中に顔を入れた

「…えーと、とても言いにくいのですが、『お前と話すことは何もない!!』だそうです…」

涼は田原の真似をしてそう言った

「…そっか…分かった。涼ありがとな。…田原…」

「ごめん」と謝ろうと思ったが、やっぱり顔を見て謝りたかった俺は言葉をのみ込み、「おやすみ」と言って部屋をあとにした
 
 
◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇
…ww
気まずい感じになってしまいました…w
まさかの現場を見られるとは…竹部可哀想w
 
さて、仲直りはできるのか!?
次回もお楽しみに!!
 
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reirou.T

ハニーバニーバレンタイン2

"ハニーバニーバレンタイン"前回はこちら!!!
冬至玲瓏のアメブロ 
 
 
※BL小説です。苦手な人はご注意下さい
18禁です。年齢に満たない方、苦手な方はご遠慮ください 
◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇
 
 
2月14日
ついにバレンタインデーの日が来てしまった

いつも通りの時間帯に登校すると、学校に入った瞬間甘い匂いがした
教室に入るとよりいっそう甘い香りが強くなる

「菊地君!チョコレート作ったよ!」

菊地の周りにはクラスの女子だけにとどまらず、他のクラスや先輩後輩まで居た
何十人もの女の子に一人一人お礼を言ってチョコレートを受け取っている
机には、こぼれそうなほどのラッピングされたチョコが重なっている

「菊地!」

突然、男子が菊地の名を呼んだ

「呼んでる」と言って男子が教室のドアに立ってる女の子を指差した
菊地は立ち上がってその子の傍に歩み寄ると、ふたりして教室を離れていった

“菊地の…カノジョかな…”

昨日カノジョは居ないって言ってたけど、それは単に嘘だったのかもしれないと肩を落としていると、さっきまで菊地の周りを取り巻いていた女子が言った

「今の子、告るんだろーね」
「そうだね、でも菊地は皆のものなのに!」
「菊地に特別な人ができたらショック〜」

“そっか…告白か…”

さっきの子の顔はちらっとしか見てないけど可愛い子だった
もしかしたら菊地が戻ってきた頃にはふたりは恋人同士になってるかもしれないと思うと気が気じゃなく心が傷んだ

暫くするとチャイムが鳴り菊地が戻ってきた
授業が始まるから周りにいた子達も捌けていったが、あれから菊地がどうなったかの方が気になって授業どころじゃなかった



お昼休みになっても女の子達が菊地にチョコレートを渡しに来た
俺はと言うと料理部の後輩から義理チョコを3個貰ったが、菊地のチョコの数はパッと見ただけでも50個はあった

俺は自分の作ったガトーショコラを机の中で持っていることしかできず、気付けば終礼が終わり、殆んどの生徒が帰宅していった
教室には数人の女の子と、チョコレートを袋に詰める菊地が残っていた

「菊地ー!帰ろうよぉー!」

菊地が支度し終わった頃、女子達が一緒に帰ろうと誘った

“今日が終わっちゃう…”

机の中でチョコの袋の端を掴んだ

いつもと同じ終わり方なのに、今日は違うと心が騒ぐ
バレンタインは何度も訪れない
それは頭では分かってるのに、声が体が思うように動かない自分が情けなかった
じわっと目頭が熱くなって、菊地が歪む
教室が菊地によって閉められた瞬間、涙が頬を伝った

「……っ」

渡せなかった

去年と同じ、誰も居ない教室の光景に涙が溢れだす
去年のこの日も渡すに渡せなかった
帰りに菊地のクラスに行ったら、もうすでに帰っていたのだ
だから諦めたが、どこかで安心している自分が居た
菊地が帰ったことを言い訳にして、渡せなかったのは仕方ないと自分を甘やかした
最初から渡す勇気なんてこれっぽっちもなかったのだ
でも今年は違う
クラスも同じで、今さっきまで傍に居た
渡せるチャンスは何度もあったのに渡せなかった
気持ちを伝えられなかった

俺は立ち上がり、菊地の席に近寄った
菊地がいつも使っている机を指の先で優しく撫でる
まだ溢れる涙が机の上を濡らした

“せめて…これだけでも…”

手に持っていたラッピングされたチョコレート
青いリボンを綺麗に直してから、菊地の椅子を引いた
ギーっと、床と椅子とが擦れる音がする

「…菊地…好きだよ…」

伝えられなかった言葉と共に、薄暗い机の中に静かに忍ばせたとき、ガラッと教室のドアが開いた
急いで振り返って目を疑う

「あれ?まだ残ってたのか兎丸」

「菊地…どうして…あっ!」

急いで菊地の席から離れようとした瞬間、リボンが指に引っ掛かってケーキが床に落ちた

「…兎丸?」
「あっ…!ご、ごめんなさい…!」

俺は顔を真っ赤にして、急いでチョコケーキを拾って駆け出した

「待て兎丸!」

すれ違う瞬間腕を掴まれたかと思うと、背中からギュッと抱かれた

“え…なに…”

訳が分からず固まる俺の耳元で菊地が話し出した

「それ、もしかしてチョコレート…?」
「あっ…いや……」

誤魔化しきれない徹底的な現場を見られたのに、肯定が出来ない
きっと俺の気持ちを知ったら、菊地は不愉快になる
菊地は優しいから言葉にして拒絶することはないだろうけど、時々会話できた今までの日々は終わってしまうだろう

「もう一度聞くよ。このチョコは兎丸が俺に作ってくれたの…?」
 

“…っ”

耳元で囁かれ、脚の力が抜けて近くの机に手をついた
いつもの余裕のある菊地の声と違うと感じるのは気のせいだろうか

「…ご、めんなさ…っ」
「兎丸?」
「俺…男なのに、菊地の事が好きなんだ…気持ち悪くてごめんなさい…」

俺は我慢できず泣いて詫びた
何度も謝っていると、ゆっくりと菊地が離れた
そして俺の傍を離れていった

“…やっぱり…嫌われた…もう二度と俺に笑顔は見せてくれない…”

机にもたれ掛かっているとカシャンと音が鳴った
一人きりになったと思った瞬間再び温もりに包まれた
横を向くと、菊地の顔があった
どうやらさっきの音は、教室のドアの鍵を閉めた音のようだった

「……どうして…菊地…」

今の状況が分からない俺はそう聞いていた
優しい手つきで頭を撫でられる
次第に落ち着いてきた俺は、これも菊地の優しさなのだと知った
俺からの告白にもこんなに優しく対処してくれる菊地にこれ以上迷惑はかけたくなかった

「ごめん…好きになってごめん」

「なんでそんなこと言うんだよ!!」

突然、菊地が声を張り上げた
俺は驚いて見上げた

「だって…俺なんかに告白されて…迷惑…」
「なんで?」

いつもと違う、菊地の雰囲気に困惑する

「謝んなよ…。少しは俺も兎丸が好きって考えは出てこないの?」

そう言って強く抱き締められた

“菊地が…俺を…好き…?”

「え…うそ……だって…」
「嘘じゃない」

再び視線を合わせられる

「俺も、兎丸が好きだ…大好きだ」
「ふぇ…どうして…俺を…」

大好きな人からの告白に、頭が真っ白になる
なんで自分なのか、自分なんかで良いのかと言葉がついて出る

「それ、今じゃないと駄目か?」

「え?…あっ」

ギュッと抱き締められて体が密着して気付いた

“…うそ…っ”

菊地の下半身が固くなっていた
腰を進められ、太股に擦り付けられて体が固まった

「俺の好き、こういう意味だけど、兎丸は…?」

熱っぽい声に頭がボーッとする

「俺も…好き…」

そう言うのがやっとで、俺の言葉を聞いた菊地が、上に乗ってきた

「なぁ、今さら嘘なんて言うなよ?」

優しいのに、いつもより雄らしい菊地に釘付けになる
唇が重なる
触れるだけのキス
初めてのキスに、まるで湯煎されたチョコレートのように溶けてしまいそうだ

「…柔らけ…」

菊地はぺろりと自分の唇を舐めた

その姿があまりにも色っぽくて鼓動が早くなる

 

「携帯忘れたの取りに来て良かった。…まぁ、それだけじゃないけど…」

「え…?」

「兎丸が残ってるのが気になって…」

 

そう言って今度は大人なキスをした

菊地の舌が入ってきて、絡められる

 

”うわ・・・っ”


何も考えられなくてただただキスを堪能する

 

「・・・・・・ちょ…っ!」


突然、スラックスのベルトを弛められた

 

「・・・・・・駄目?」

 

飢えたような声と表情に、判断が鈍る

初めてだから勝手がよく分からないのが不安だが、もっと菊地を感じたい

 

「優しく・・・してください・・・」

 

緊張して敬語になった俺にふっと優しい笑みをこぼし、菊池の手が動いた

スラックスと一緒に下着も脱がされる

 

「・・・うぁ・・・」

 

恥ずかしくて手で顔を覆うと菊地が言った

 

「チョコ、何を作ってくれたの?」

「ガ、ガトーショコ・・・ラ」

 

震えた声で答えると、菊地が近くに落ちていたガトーショコラを拾い、封を開けた

 

「おいしそう。食べても良いかな?」

 

下半身が裸の俺をよそに菊地はそう言ってガトーショコラを手に取った

 

「あ、ウサギだ。兎丸だからウサギなの?」

 

”別に・・・そんなことは・・・”

 

と、顔を横に振る

それより早くこの格好をどうにかして欲しい

そん俺をよそに、菊地は一口ケーキを齧った

 

「うまい。あ…中は溶けたチョコが入ってるんだね」

 

中のチョコを反対の手の平に垂らした菊地は申し訳なさそうに言った

 

「行儀悪いけど許してね」

 

するとチョコ塗れの手を、俺の雄に撫で付けた

手を筒状にして上下にスライドされる

 

「アッ…ん…!」

 

自分が予想できない手の動きに、早くも先走りが出てしまう

 

「いただきます」

 

菊地は俺のペニスの先を口に含んだ

 

「うそ…!わぁ・・・!ダメッ・・・らめぇ・・・」

 

横に咥えられ、舌で入念に舐められる

チョコと先走りによって滑りのよさが増す

 

「おいしい・・・」

「もうはな、して・・・出ちゃ・・・アッ!あぁっ…!」

 

味を堪能していた菊地の口腔に熱を放った

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

「気持ち良かった?」

 

呼吸を荒げながらも頷く

 

”こんなに気持ちい射精は初めて・・・”

 

そう思った矢先、仰向けだった体をうつ伏せにされ、お尻を突き上げる体勢へと変えられる

 

「メインディッシュ頂くよ」

 

視界の隅で、中指と薬指を舐めた菊地が見えた

 

「う…痛ッ…」

 

間髪入れずに指を入れられて、反射的に息が止まる

 

「呼吸して…そう。上手だよ…」

 

息を吐くごとに指が奥に入ってくる

一本の指を、長い時間掛けて飲み込む

 

「はぁ…」

 

圧迫感があったが、徐々に痛みが快楽へとかわるのが分かる

指が二本になり解れると、菊地は俺を抱き上げ机に体を乗せた

お腹が机につき、冷たかった

けれど菊地がそんな俺の上に被さるように包み込んでくれた

 

「チョコレートのお返し。ホワイトデーには早いけど」

 

菊地の熱い切っ先が、俺の孔を切り開く

 

「あっ…はぁぁ…っ」

「…くっ」

 

俺の最奥を貫いた菊地が腰を打ち付ける

オレンジの夕焼け

甘いチョコの匂い

背中に感じる心地いい鼓動

それらに包まれながら、俺は菊地の熱と一緒に果てた

 



 

「…ん…」

「兎丸、起きた?」

 

意識を取り戻した俺は、いつの間にか制服を着て、菊地の肩にもたれ掛かっていた

全部夢だったのかと疑ってしまう

 

「菊地…俺達…」

 

不安になって菊地を見上げると、俺の気持ちを悟ったらしくふっと笑った

 

「大丈夫。夢じゃない。チョコレートおいしかったよ」

「あ…良かった…でもなんで俺のこと…本当に…?」

「初めて会ったあの日、助けてもらった俺にチョコくれただろ」

「あ…そういえば」

 

貧血気味の俺は毎日鞄の中にチョコレートを入れていた

お手製の鉄分の入ったチョコレート

あの日助けてもらったお礼に丁度いいものがなくて、菊地にあげたことを思い出した

 

「恥ずかしいんだけどあのチョコ凄くおいしくて…胃を掴まれたっていうか。それで兎丸が気になって、あとは…分かるよね?」

「チョコで・・・?」

 

菊地は申し訳なさそうに頷いた

 

「っ…」

「兎丸?」

「あははっ!なにそれ!そんなに甘党なのかよ!」

 

俺はお腹が痛くなるほどツボに入って笑った

 

「チョコなら毎年作ってあげるよ」

「嬉しい。ありがとう…でもな、今はもう兎丸が一番なんだ」

 

菊地は恥ずかしそうにそう言った

 

「じゃあこれからのバレンタインは俺をあげる。…ううんやっぱり俺はずっとあげる」

 

俺達は微笑み合って、チョコよりも甘いキスをした

 

 

end...
 

 

◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇
あぁぁあ…
なんかイマイチな終わり方…
また時間があるときに手直しします…   
まさかの胃を掴まれたって言うオチ…ww
”BLEACH”を観ながら書いたんで、いろいろ誤字脱字があるかも…
お許しを〜(・∞・;)
 
裏設定で鉄分の入ったチョコは”ほうれん草チョコ”ですw
なんじゃそらw
 
途中から玲瓏の飽きが入ってるね…w
まぁ、これで勘弁(・人・)!
 
『もう一回書き直しを!』と、思った方
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reirou.T

弧恋31

"弧恋"前回まではこちら!!!
冬至玲瓏のアメブロ
 
 
 
※BL小説です。苦手な人はご注意下さい
18禁です。年齢に満たない方、苦手な方はご遠慮ください 
◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇
 
「はぁ…はぁ…大丈夫か…田原」
「……ふぅ…ん、平気じゃないかも…気持ち良すぎて、…意識とぶ…」

二人して息が上がり、絨毯の上に倒れる
横たわる田原が胸を上下させて呼吸をしているのを見て、ゆっくりと手を伸ばした

「なに?」
「胸…見てぇ」
「は!?」

リボンをシュルッと抜き取り、ボタンを外すとピンクの粒が露になった

「ちょ、竹部…!」

田原の胸を見ただけで、たったそれだけで俺のはまた熱を帯びた

「1時間は俺が田原を好きにして良いんだろ?まだポラも撮ってねぇし」
「わ、かったから…!服だけは汚すなよ…?」

可愛い懇願に「了解」とキスをすると、俺は田原を仰向けにさせた

ついさっきまで入っていたからか、意図も容易く入る
八分目まで入れたところでポラ用のカメラを手に取り、フィルムを差し込んだ

「田原、自分の太もも持って、少し腰上げて?繋がってるところを見せてよ」
「そんな…姿が写真に残る、なんて…いやだ…」

田原はイヤイヤと顔を横に振ったが、俺が数回腰を小刻みに打ち付けると手を動かした

「……っ…」
「田原可愛い…俺どうにかなりそうだよ…」

レンズ越しに見た田原は、エッチな本を見ているようで、そそられた
カシャッとシャッターがきられ、フィルムが出てくる
まだ真っ暗なフィルムをパタパタと扇ぐと、だんだん田原が浮き出てきた

「コレは後でのお楽しみだな」

まだ完全に写らないポラを制服の胸ポケットに大切にしまった
個室を使えるのは時間が決まっている
俺は2枚目を撮るため、またフィルムを入れた

「やっぱり2人で写っているのも欲しいよな」

田原を抱き上げ、ぐるんと向きを変えた
そして再び鏡の前に座る

「これを撮せば2人の顔が写るよ」
「…あン……たけべ…もう…っ」

「だめ…」と、自分の限界をせがんでくる

「田原、ピースして笑って」

自分でも意地悪な注文をしてると分かってるけど、歯止めが効かない
そんな俺の言葉通りに、田原は震える手でピースした
指先に力は入っておらず、くにゃっと曲がってるのがまた可愛い

「じゃあ…撮るよ」

俺も少し震える手でカメラを構える
田原が小さく笑ってるのを見て、鏡越しに目を合わせた

「はい、チー…ズ!」
「アァァッ!!」

シャッターをきる瞬間に田原を突き上げた
田原は叫びながら熱を吐き出した

「はぁ…タイミング良く撮れたかもな…」

田原は意識が飛んでコロンと横たわった
自身を抜き取りると田原の孔から俺が放った白濁が出てきた
傍にあったティッシュで拭き取り、洋服を着せてやる

「竹部……?」
「起きたか?ちょっと張り切りすぎたな」

頭を撫でると、田原はムクッと立ち上がった

「服、着せてくれたんだ」
「うん…ただな」
「パンツが…ない!!」

田原は股を閉じて「わぁ!?」と焦っている

「あ、もう残り5分だ」
「え!?うそっ!?」
「ショーツ、かぴかぴだけど使う?」

ぴろっと目の前にショーツを差し出すと田原が手に取る
乾燥して固くなったショーツに田原は脚を通した

「え!?履くの!?」
「……固い…」

田原は数秒履いたかと思うと、再び脱いでため息をついた

「田原…くん?」

眉間にシワを寄せている田原が怒っているように見えて、恐る恐る顔を覗き込む

「パンツ履かない」
「へ!?」
「あと30分もすればシフト交代だし、我慢する」

堂々とノーパン宣言する田原が男らしくて眩しい
その時ドアが叩かれ、少しだけ扉が開いた

「竹部様、お時間になりました!」
「はーい。…じゃあ、田原行こうか…?」

俺たち二人は部屋をあとにした 
 
 
◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇
今回は少ないですが、書けたところまでを!
18禁は今回で一旦終わります(・∞・)!!
「読んだよ!」の代わりにアメブロの方でポチしてくれると嬉しいですw
そして前回拍手していただきありがとうございます!
 
 
reirou.T

弧恋30

"弧恋"前回まではこちら!!!
冬至玲瓏のアメブロ
 
 
 
 
※BL小説です。苦手な人はご注意下さい
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◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇
 
 
「…田原、そんな趣味が…」
「ち、違う…!これは、メイド喫茶やるって決まった時に、クラスの方針で…!」
「へぇー良いサービスだな」

そう言ってショーツの上から田原の熱に触れる
すでに先走りが滲んで、透けている
田原は胸元のリボンを口にくわえて喘ぎを殺している

「なぁ、もしかしてブラジャーとかも着てるの?」

俺の言葉に、田原は激しく首を横に振った

「そっか。じゃあすぐに乳首が見れるね」

胸元を揉んで刺激を与えると、布から見ても分かるほど、田原の乳首が浮き上がった

「…ん…っ!竹部…はやく触ってってば…ぁ」
「んー、田原の乳首で両手が塞がってるから自分でやって?」

田原は「ひどいよ…」とべそをかきつつも、そろそろと手を動かし自らの雄に触れた
クチュクチュと粘着のある音が部屋に響きわたる

「田原のエッチ」

耳元で囁き、耳たぶを食むと田原は手の動きを止めた

「そんなこと言うなら…ヤらない…!」
「しょうがないワガママちゃんだね」

俺はため息をひとつしてから田原の手を掴んだ

「なに…!?」
「俺が田原の手を動かしてあげるよ」
「うそっ…やぁ…!」
「もうショーツがグショグショじゃん」

透けるほど濡らしたショーツのゴムを引き下げ、田原のを露にした
田原は「ひっ!」っと息を飲むと、ぎゅっと目を瞑った
徐々にスライドを早くすると、田原が果てた

「あーあ、鏡に放っちゃって…」

白濁がたらたらと鏡をつたう
気持ち良かったらしく暫く放心していた田原を抱え直す
鏡にピンク色の孔が映る
すると田原がハッとし、手で隠した
その手の下から中指を忍ばせ孔をくるくると撫でる

「田原なんで隠すんだ?ひくひくしてるけど」

今にも持っていかれそうなほど動いている

「なぁ、もしかしてあれから自分で弄ったりした?」

「こんなに欲してる…」と囁くと、鼻に通る声で「…うん」と言った

「ちょっと見せてよ。どういう風にしてるのか」

田原は返事をせず、脚の後ろから孔に手を忍ばせた
そしてぷつっと指を入れた

「んっ…はぁ…」

気持ち良さそうに孔を弄っている田原に、俺も興奮してきた
固くなった雄を田原の背中に押し付ける
田原は両手で弄って、2本の指を出し入れしている

「あっ!…長い…っ!!」

俺の中指を入れると、田原の腰がビクビクと揺れた

「あっ!イっちゃうよ…竹部…」
「それは困るな」

指を引き抜き田原を抱き上げる

「何が御所望ですか可愛いメイドさん?」
「早くご主人様の…熱いの…!ください!」

孔に切っ先をあてがい、田原の体重だけで挿入する

「アッ…あっ…はぁ…!」

ずぶずぶと飲み込んでいく田原は、奥になるにつれ声を荒げた
腹側を刺激すると、良いところに当たったらしくよりいっそう艶やかに啼いた

「ちゃんと見て、俺たちが繋がってるところ…」

鏡には、てらてらと光る連結部分が鮮明に映し出されていた

「……っう」
「分かる?ここだよ」

田原の手を取り、繋がってる部分に触れさせる
すると田原は頬を上気させ、ゆるゆると触る

「田原くすぐったいよ…なに?そんなに興奮した?」

俺もそろそろ限界に近い
田原の中でドクンドクンと波打つ

「うん…!気持ち…い。竹部…好き…アッ!」

下から突くように抜き差しする
互いの喘ぎと吐息が交ざり、快楽を共有する

「あっ…も、らめぇ…イっく…」
「…あっ…くっ」

田原が果てたのを追うようにして、俺も田原の中に熱を放った
 
 
◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇
18禁もう少し続きますw
ポラが残ってますしね・・・www
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今年の冬は寒いので、皆さん体に気を付けてくださいね! 
 
 
reirou.T

弧恋21

"弧恋"前回まではこちら!!!
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「…田原…好きだよ」

見つめ合い、優しいキスをする
キスの雨を降らせながら、ゆっくりと優しく体を進める

「…アッ…ん……」
「田原…息吐いて…」

半分ほど進んだとき、田原が苦しそうに喘ぎだした

「…田原…抜こうか…?」

動きを止めてそう聞くと、田原は首を横に振った

「…いやっ…!大丈夫…はぁ…だから…俺の名前を、呼んで…抱きしめて…」
「分かったよ、瑞月…」

額にチュとキスをして再び挿入した

「アッ…あっ…熱い!深…ッ」
「瑞月……」
「まっ…まこと…!」

俺の全てを飲み込んだ田原は、頬を上気させて俺を見上げている

「やっと繋がった…」

田原はそう言うと幸せそうに笑った

「…初めてだ」
「え?」
「田原の笑顔…すっげぇ可愛い」
 
真冬の中で吐息をこぼし、息が白くなるみたいに儚い笑みに、心が締め付けられる
ずっとずっと望んでいた田原の笑顔を、俺が作ることができたことが何よりも嬉しい

「俺が笑えるようになったのは、竹部のお陰だ…お前と出逢えて良かった」

その言葉に何かが緩んだ

「俺も…っ田原に出逢って…」
「って、何泣いてんだよ!?」

“俺も田原に出逢えて良かった”
 
田原と出逢って、自分の中の空っぽだったものがカチリと埋まった
求めて、求められることで幸せが込み上げてくる

「…ここに、竹部のが入ってるんだな…嬉しい」

そう言って自分の腹を撫でている田原を抱き締めた

「田原、俺と付き合ってください」

こんなにも好きで、これからもずっと傍にいたい
その言葉に、田原はすぐに俺を抱き返した

「俺はもうそのつもりだけど?」
 
田原らしい返事に、俺は笑って田原もつられて笑った

「もっと竹部が欲しいよ…もっともっと奥に…」
「痛かったら言えよ?」

俺の言葉に頷いた田原を抱き締めたまま腰を進める
互いの吐息が絡み、体温を分かち合い、快楽を感じる

「あっ…イく…」
「じゃあ…っ一緒にイこう」

スライドを早め、最果てを貫いた
 
「はぁぁ…っ!」
「……くっ」

田原が達したのと同時に、俺も田原の中に熱を放った
 
 
◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇
久々の更新になってしまったことをまずお詫びします・・・(・∞・;)w
少しピッチの早い回になってしまいましたが、これ以上更新を滞らせるのはあれでしたので、
一旦書いたところまでをアップしました
また日を改めて書き足そうと思いますんで待っててください!
 
 
楽しんで頂けましたら、アメブロにてブログ村のポチお願いします(・∞・)!!
感想とかも頂けると嬉しいっス!


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